春が来ました。
ゴルファーにとっては我慢の季節がやってきました。
スギ花粉症の人、ヒノキ花粉の人って本当にこの時期は嫌ですよね。
この白っぽい粉みたいなのを
見るだけで目がかゆくなるぅ~~~~。
私、実は強力な花粉症で、
毎年この時期になると目はかゆいし、
白目は真っ赤に腫れ上がるし、
くしゃみはとまらないし、
鼻はズルズルでつまるし、
鼻の下はティッシュで荒れてしまうし、
1年の中で本当に嫌な季節です。
私のスギ花粉症歴はもう30年以上。
自慢することではありませんが、
ベテラン中のベテラン。
すごい長いです。こんなに毎年頑張ってるなんて。
自分でもビックリです。
それがまた残念なことに、
スギに加えて、ナント!
ヒノキの花粉症とブタクサの花粉症までなってしまいまして。
嘘でしょ~!!!!
今では1年の半分が何かしらの花粉症に
なっているという欲張りものです。
こんなにたくさんの種類の花粉症を
味わえるなんてよくばりでしょ~~~~。
って、そんなわけないですよね。
このアレルギー体質をどうにかできない
ものですかねぇ。
以前、勤めていた会社に
ものすごいスギ花粉症の人がいたんです。
その人は、日常生活を過ごすのも
大変なくらい花粉症の症状が
すごかったんですけど、あるとき、
花粉症シーズンにも関わらず平気な顔をしてたんです。
一体、何をしたんだろうと思って聞いたら、
耳鼻科へ行って『減感作療法』
というものをしたんですって。
減感作療法ってなに?って思いますよね。
では、その減感作療法というのは・・・・・
免疫療法(減感作療法)とは、
アレルギーの原因物質(抗原)を
少しずつ身体に与えることで、
簡単にいえば『抗原に慣らしてしまおう』
という治療法です。
現時点ではアレルギー症状を抑えるだけでなく、
治すことができる唯一の治療法です。
この情報は神奈川県にある
山口耳鼻咽喉科医院のホームページを
参考にさせていただいております。
すごくわかりやすいので、こちらを見てみてください。
ものすごい花粉症の会社の人が、
花粉の時期にもかかわらず平気な顔をしていたので、
それなら私もと思い、
さっそく耳鼻科に行きました。
が、花粉症のシーズン中からは始められないらしく、
せっかく行きましたが、
治療開始はシーズンが終わった5月からになりました。
今ではこの減感作療法には注射するタイプのものと、
舌の下にシートみたいなものを
毎日入れるくすりがあるようで舌下療法と
呼ばれるタイプのものもあるようです。
私が始めた頃は注射するタイプの
ものしかありませんでした。
始めたばかりは注射の回数は
確か2週間に1度だったような気がします。
私の場合、注射タイプのものはだんだん慣れていくと、
1ヶ月に1回、そこからは2ヶ月に1回、
相当慣れてくると2~3ヶ月に1回にしています。
そして花粉症シーズンが始まる前くらいからは
2週間に1回にして、
シーズンが終わるとまた2~3ヶ月に
1回ペースとなっていきます。
私の場合はもう10年くらい続けているので
2~3ヶ月のペースになります。
副作用も心配になりますが、
私の場合は全くありません。
薬でどうにかするよりは
断然安心だと思います。
また健康保険が適用されるので、
費用も安いので助かります。
※ただ人によって効き目がそれぞれなのと、
この減感作療法ができない体質の人もいること、
また注射する頻度や間隔も
先生によって判断が違うようなので、
耳鼻科の先生にきちんと聞いてみてください。
私はその減感作療法をしてきて、
本当に軽くなりました。
辛いときの症状から考えたら、
ものすごい楽です。
シーズン真っただ中でもマスクなしでも
大丈夫だったりすることもあります。
鼻に関しては大分楽になりました。
しかしながら、
目だけはあまり効果が出ていないようで、
目は充血するし、かゆいし、
寝ている間もかゆみで触ってしまったりして、
起きると目が腫れていたりってことも
あるので、私の場合、
目には効果がなかったのかなと思いますが・・・。
でもやってよかったですよ。
春のゴルフも目以外は絶好調です。
コースに行くときには念のため薬を
飲んでいくようにしていますが、
その時は本当にすごい時期だけです。
ゴルファーには本当に嫌な季節ですよね。
せっかく暖かくなって、
草木も緑になってきて、桜も咲き始め、
これからウキウキするゴルフシーズン突入ってときに、
このスギ花粉のせいで!!!!!
ってことになりますから、
減感作療法されるのも一つの方法ですよ。
私は、本当やってよかったです。
ぜひ今から花粉対策の一つにお勧めします。
これでゴルフも花粉を気にせず、
良いゴルフができるかもしれませんよ。