ゴルフでもなんでも失敗して、
それを繰り返して経験していくうちに
少しずつレベルがあがって
うまくなっていくようになるんです。
実は私がそうなんです。
身をもって感じました。
時間はかかりましたが、
その間経験値があがったので、
自分の知識も増えたし、
それにより技も増えたんですよ。
私が初心者の時の事です。
ほとんどのことがうまくできなかったのは
当たり前のことですが、
それを周りの人たちが、
親切な方ばかりでいろいろ
教えてくれたりしました。
『こうしたほうがいいよ。』とか・・・・
『違うよ。こーだよ。こー!』とか・・・・
『そうじゃないよ。』とか・・・・
何かするたびにいろいろ言ってもらえるんですが、
それがだんだんうるさいと思いはじめてきて・・・。
そして『もう!うるさい!』って
思ってしまったんですよね。
あんまり言われているうちに、
イライラしてきたり、
うまくできないことで自分に
腹が立って悔しくなってしまったり、
最後には教えてくれている人に
逆切れしたり・・・・・。
私は初心者の時に、
あまりにもうまくできなくて
悔しくて泣きながらコースを回ったり
したこともあるんですよ。
今考えるとお恥ずかしい話なんですけど、
自分自身相当な負けず嫌いなのかもしれません。
周りの人たちは、良くなってもらおうと思って
親切心で言ってくれてたんだろうなと
思うのですが、
その時まだ未熟だった私は、
『もう!いちいちうるさいっ!!』とか、
『好きにやらせてよ!!』とか、
『うるさいなぁ』と言っていました。
せっかくアドバイスしてくれている人に対して
言い返していたのを覚えています。
夫婦や家族だったらケンカになるかも
しれないですよね。
教えている方からしたら、
せっかく教えているのになんだ!!
その態度は!!!
と思うかもしれないけど、
まずは黙って見守ってほしいです。
やっていることが間違っているかもしれないど、
とりあえずそのままやらせてほしいって思います。
初心者の時の自分に置き換えて考えてみると・・・。
今私が初心者からシングルになるまでの間に
経験してきて思うのは、
周りの人はひとまず本人に好きにやらせてみて、
あまりにも違うことをしていたら
もちろん直すように言うべきだと思うんです。
でも、例えばアプローチでいうと、
自分がどうすればボールが飛び出して転がるのか、
どうやったらトップしてしまうのか、
なぜ今チャックりしてしまったのか・・・・などなど、
こういうことって言葉でいろいろ言われても
わからないと思いませんか?
とりあえず、自分で良い結果だろうが、
悪い結果だろうが、
まずは失敗してみて経験することが
一番成長するのに早いと思うんです。
今のはライが悪かったからこうなったとか、
上体が起き上がってしまったから
トップしてしまったんだとか、
手打ちしたためにちゃっくりしたとか、
フェイスが開いてしまったから
右に行ってしまったとか、
余計にスピンがかかって転がらなかったとか、
シャンクが出てしまったとか、
いろんな状況でこうなるっていう経験をして
それを理解することが必要なんですよね。
これは言葉だけでは理解できないこと
なんだって思います。
だから失敗を何度も経験するのが
一番良いのだろうなぁと思います。
経験値を積んだ分、
レベルアップも早いと思うんです。
こうするとこうなるんだぁという機会を何度も
繰り返すことでレベルアップしていくんだと思います。
やっぱり失敗に失敗を重ねて、
それが次にどうしたら失敗しないか、
どうやったら当たるのかなど、
自分の中でいろんな工夫をしながら
良い方法を考えだして、
次はこうならないようにしようって
考え始めるんですよね。
失敗の数だけ、経験値が増えて、
その失敗があったからレベルが
上がっていくんです。
私ももっともっと経験を積んで、
さらに上を目指すために
日々失敗しながら頑張っています。
この失敗を経験できてよかったって
思うことはよくあります。
これってゴルフ以外のほかのことでも
すべてで共通する話です。
失敗は成功の基なんですね。
まさにその通りだなって思います。