8月中旬、都内某所のゴルフ場で
ラウンドしていたんです。
シングル女子が集まってのゴルフ。
みんな、上手いんですよね~。
4人回っていて、
全員がとっちらかることもなく、
順調なゴルフをしていたんです。
真夏なので『暑いねぇ~。』なんて言いながら、
ドリンクをがぶ飲みして水分補給。
お天気もいいし、真夏の中での
楽しいゴルフだったんです。
午前中のハーフは・・・・・・。
しかし・・・・・、
午後になって4ホール目くらいから
『おや? 空に黒っぽい雲が
少しずつ出てきたねぇ。』な~~~んて
思っていましたが、
まぁ、大したことないだろうと
そのままプレー続行。
そういえば、確か、
朝のお天気ニュースの中で
午後は雷雨が起こりやすいので
傘をお持ちください・・・みたいなことを
言ってたなぁ。
いや、でもまだまだ空は明るい。
大丈夫、大丈夫。
あと4ホールだ。
行くぞ~~~!!!!
そして徐々に空を見ると
ナント!!!
空が暗~くなってきました。
いや~な風も吹いてきて。
そして遠くの方では、
いよいよ聞こえてきました。
ゴロゴロ~~~!!!!という音が。
うわっ!
近づいている。
そこからです。
急展開です。
一面薄暗くなって、
風が強くなり、
気温が下がって涼しくなってきて。
そしてゴルフ場からは
サイレンとともに無線で各組に
『雷雲が発生しているので中断します。』
連絡があったんです。
そこからカートでコース内の近くの
避難小屋に急いで移動。
避難小屋に入った途端、すぐに
強烈な雷の音、ゲリラ雷雨、
風も強くて、大荒れの天気に変わって
しまったんです。
雷の音といったらもう言葉では
表せないくらいの音です。
それも何度もです。
一瞬パッと光ってから、
そのあとすぐに雷の音。
ものすごいときには雷が鳴ると
その音のすごさで地面から振動を感じるくらい。
キャディさんも
キャディ業を今まで何十年とやってきましたが、
こんなにすごい雷は初めてです。
というくらいだったそうです。
本当にすごかったぁ。
でも私達は不思議と、
なんか花火の音みたいね~とか、
自然って不思議だよね~なんて言いながら
自然のすごさを感じていました。
とにかく雷ってのは、
甘くて見てはいけない、
ものすごく危ないものなんです。
あまりにも天候が悪く長引いていたので、
早くコースから上がって
クラブハウスに戻りたいお客様が続出。
ゴルフ場のスタッフが車を使って
お客様を迎えに行っていました。
でもカートがあるんだから、
カートで帰っちゃえばいいのに
と思いますが、実は雷の時には
カートは絶対乗ってはいけないんですよ。
知ってましたか?
では、もしコース内で雷の中断があったら
どうすればいいのかを書きだしました。
雷中断の合図があったらすぐにやるべきこととは。
●とりあえずプレーが途中でもすぐに中断する。
持っているゴルフクラブも危ないんです。
小さな金属でさえ落雷することがあるそうです。
●すぐに避難小屋でに移動して待機する。
避雷針のある避難小屋に移動すべきです。
避雷針がついてない小屋では意味がない。
クラブハウスに近い場合は、
クラブハウスの方が良いでしょう。
●カートでの移動はダメ。
カートは自動車と同じような感覚で捉えていてはダメ。
カートには小さい金属がたくさんついていたり、
屋根も金属でできているので落雷の危険性が高い。
●フェアウェイにいることも避ける。
周りに何もないところでぽつんと立っていることは
非常に危ない。
すぐにクラブを置いて逃げる。
できるだけ身を低くして即座に移動。
●木の下にいることもダメ。
木の真下にいることが最も危ない。
もし木があったら木の端の葉っぱ部分も含めて
そこから4メートル以上離れる。
※↑木の高さにもよるので注意。
とにかく木から離れることが優先。
●セルフの場合の対処法。
セルフプレーの時はどこに避難小屋があるのか、
またそのままクラブハウスへ一気に戻ろうとすると
他の人のボールが当たってしまうことがあるかも
しれないです。
即座にゴルフ場の無線に連絡を入れるか、
または電話してどのようにしたらよいか
聞いてみましょう。
聞いた話ですが、
雷がなっていたときに外で携帯で話をしていた人の
その携帯に落雷が起きて感電したことが
あったそうです。
その人は命に別状はなかったので良かったですが、
自分は大丈夫なんて思ってはダメですよ。
結局、私達は避難小屋で1時間半以上
待っていたことになります。
いや~、すごかったし、長かったぁ。
とにかく自然って怖いですね。
日頃から気を付けることを頭に入れておけば
慌てず冷静に行動することができると思います。
雷で感電なんてしたくないですもんね。
日頃から避難方法を頭にいれて
プレーすると良いですねぇ~。