ショートホールのティーグラウンドで
『今、何番で打った?』という会話。
今後、他の人に番手は聞かないでください!!
皆さんも距離を測るとは思うのですが、
つい同組の方に番手を聞いてしまう人、多いと思います。
でも聞いても参考にならず、逆に混乱するので
これからは他の人に番手は聞かないでください。
さて、それはなぜなのか・・・・。
今日は飛び系アイアンのメリット、デメリットについてお話します。
意外と知らない人多いと思うので、飛び系アイアンで起きることの
数々をご紹介します。
アイアン選びのご参考にしていただければと思います。
【目次】
●飛び系アイアンのロフトを知ろう
●飛び系アイアンのメリット、デメリット
●レディース用アイアンも気をつけて
●スコアアップにつながるアイアンの選び方
●自分に合うクラブはどうやって選べばいいのか?
●飛び系アイアンのロフトを知ろう
基本的に7番アイアンのロフトが基準になります。
・アスリート向けのアイアンは32度~34度位
・一般的なアイアンは30度位
・軽く飛び系アイアンは28度、29度位
・飛び系アイアンは26度、27度位
飛び系アイアンと言えば、ヤマハのUD+2や、キャロウェイのローグなど。
ゼクシオクロスはなんと!7番で25度です。
これは一般的な5番アイアンのロフトです。
ロフトが立っている方が、距離は出ると思いますが・・・・・。
ちなみにアイアンの場合の飛距離は、
一般的にロフト1度=3ヤードとなります。
一般的なアイアンのロフトと飛び系アイアンのロフトの差は
最大4度位ありますので、12ヤードも違うということに
なってしまいます。
ここまでロフトが違うと、
ショートホールなどで、『今何番で打った?』と聞いても
参考にならないということです。
さらに長さも通常の7番アイアンなら37インチが一般的な長さに対して、
37.25インチ、37.5インチなど、通常よりも長くなっています。
普段でもロングアイアンが打ちにくいのに対して、
飛び系アイアンの7番アイアンが一般的な5番アイアンくらい長いとなれば
振りやすさは得られにくいかもしれません。
クラブを長くするということは、さらに飛ばすための工夫の一つとなります。
●飛び系アイアンのメリット、デメリット
ロフトが立っているなら、飛距離が出る!
それなら飛び系アイアンを使うべきだと思いますよね。
ただ、そこにはメリット、デメリットがあります。
●メリット
・飛距離が出る
●デメリット
・球が上がらない
・グリーン上に落ちても球が止まらない
・シャフトが長い
・ライ角を変えられる素材ではないことが多い
飛距離が出ないから、飛び系アイアンを使うというのは良いです。
ただ、グリーン上で球が止まらないのが欠点。
結局、奥まで転がってしまい、グリーン奥からアプローチしたり、
奥のバンカーに入ってしまい、すぐに出せなかったり、ホームランしたり・・・・。
ボールがグリーンで止まらないっていうのは、
スピン量が少なく、弾道も低いために
グリーン上で止まらないというわけです。
これでは、かなりゴルフがしにくいと思います。
オススメは軽く飛び系アイアンになっているクラブで、
7番アイアンで28度、29度くらいのアイアンを使う方が、
ゴルフがしやすくなると思います。
●レディース用アイアンも気をつけて
レディースだからレディース用のクラブを使うと決めつけている人、多いです。
さらに、飛距離を出したいから飛び系アイアンにするという人、多いです。
これ、やめたほうがいいです。
グリーンで行ったり来たりしてませんか?
それは、グリーン上でスピンが全くかからず、
止まってほしいグリーンを超えてしまう。
確かにクラブのおかげで確かに距離は出ています。
でも、それ以外のことが、難しい状況になってしまいます。
逆にスコアが悪くなる可能性が高くなります。
女性は非力だからとか、非力だからこそもっと飛ばすには飛び系アイアンに
頼るしかないと思いがちですが、もし、ゴルフを飛ばすことだけに専念するなら、
飛び系アイアンはオススメのアイアンです。
ただ、スコアを出したいなら、飛び系アイアンではなく、
もう少しロフトがついていて、軽く飛ぶ系アイアンにした方が、
グリーン上でもちゃんと止まるし、扱いやすい。
結局、そちらの方がスコアに直結していきます。
目的が飛ばしたいことなのか、スコアアップにつなげたいのかで
またアイアンの選択肢が変わってくると思います。
●スコアアップにつながるアイアンの選び方
飛び系アイアンで飛距離を出す方が優先という方には
絶対飛び系アイアンがオススメです。
ただ、スコアアップを目標にする方なら、
確実にグリーン上で止まるアイアンを使う方がオススメです。
使う人の好みもありますが、ロングアイアンを使うよりも
きちんと打てるユーティリティを増やしていく方が、
グリーン周りでも止まるし、打ちやすいので、
良い結果になりやすいと思います。
アイアンが苦手な人は難しいロングアイアンを抜いて
安心できるユーティリティにするのがオススメです。
そして、短いアイアンであれば打ちやすくなるので、
確実にグリーン上で止まるようなアイアンを使用することにより、
ピンをデッドに狙うことができるようになり、
グリーン周りでの行ったり来たりが減らせれば、
スコアアップにつながっていきます。
●自分に合うクラブはどうやって選べばいいのか?
どこに目的を持つかで変わります。
飛ばしたい派なら・・・
飛び系アイアンがオススメ。
同伴者も驚くような飛距離の差を得られるようになります。
スコアアップしたい派なら・・・
グリーン周りで行ったり来たりを減らすことが優先です。
となると、グリーンをオーバーしないためのアイアンを
使用する方が、1ホールで2打前後変わってきます。
その後、グリーンに乗ってからのパターについては
また別の話になりますが、とにかくグリーンでボールが止まるという
ところに重点を置くとすれば、飛び系アイアンではないほうが
止まりやすくなるのは確実です。
まずは飛び系アイアンと軽く飛び系アイアンのこの2つを試打して見て下さい。
・アスリート向けのアイアンは32度~34度位
・一般的なアイアンは30度位
・軽く飛び系アイアンは28度、29度位
・飛び系アイアンは26度、27度位
ゴルフショップなどで、店員さんにロフトを聞きながら、
この2つのアイアンをいくつか試打してみて、
飛距離、弾道の高さ、スピン量などをチェックしながら、
選ぶようにしてくださいね。
私自身は軽く飛び系アイアンを使用しています。
ちなみにキャロウェイ X-FORGED STARを使用しています。
グリーン上でも止まるし、飛距離もまあまあ、打感もいいし、
良いアイアンなのでオススメです。
もし良かったら試打して見てくださいね。